私は、家庭や仕事先で様々な種類の教育を行う経験をしてきました。その中で実感したのは、場所にあった教え方の度合い、人に合った内容の濃さ、教えている最中の雰囲気に合わせた言葉遣いが非常に重要であるということです。当たり前のことだと言われてしまうかもしれませんが、そうしようと思っていても、実際にその度合いをつかみ、反映させるという事は至難の業なのです。なぜなら相手の事を完全に分かってあげることは出来ないからです。しかし、そこで諦めてはいけません。相手の進捗や理解の度合いを無視することは、すぐに相手に伝わってしまい、聞く耳を持ってもらえなくなります。教育とは難易度の高い行為であるからこそ、諦めや限界を自分でつくってしまいがちですが、結局はいかに相手に真摯に向かい合ったかが結果につながると言えると思います。うまくいかない事もあるでしょうが、私はあなたのことをしっかりと見ながら話しをしていますよという姿勢を相手に伝える事、これだけは絶対に外してはいけません。